【すべての悩みは目標を設定することで解決する】

Thought

どうも、miniいけ先生です。

なかなか勉強のモチベーションが上がらない。ただ漫然と日々を過ごしている。

実は、これらの悩みはすべて目標を設定することで解決します。

なぜなら、人間の潜在意識は目標を設定するとそこに向かうように設計されているからです。

この記事では、目標の設定から達成する方法を提示します。

この記事を読み終えると、やる気に満ちあふれているかもしれません。

最後まで見ていただけると嬉しいです。

今回の記事でわかること

  1. 目標を設定するメリット
  2. 目標達成方法
  3. 自分を信じる方法

目標を達成するために

目標を達成する方法は以下の5つです。

  1. 目標を設定する
  2. 紙に書き、毎日声に出して読む
  3. 行動を継続する
  4. 達成したときのことを言葉でイメージする
  5. 信じて疑わない

目標を設定する

目標を達成するためには、まず目標を設定しましょう。

「そんなの当然じゃないか!」「それができないから苦労しているんだ!」との声が聞こえてきそうです。

あなたは目標が2種類あることを知っていますか?

目標は結果目標行動目標に分けることができます

結果目標は達成したいゴールを具体的に示した目標です。周りの状況や運など不確定要素が多分に含まれています。

結果目標は、若干、非現実的な大きな目標を立ててましょう。

「偏差値を5上げる」ではなく、「偏差値を夏までに10上げる」

高い目標を設定すれば、「頑張ればなんとかなる」の域を超えるため、抜本的にやり方を変えざるを得なくなります。

自分の意識改革のためにも、結果目標は大きなものを掲げましょう。

行動目標は特定の結果を導くために必要な、具体的行動や内容を重視した目標です。これは自分の意志や習慣次第で達成できることが多いです。

一方で行動目標はどんな小さなものでもかまいません。

「毎日朝7時に起きる」「寝る前にスマホを見ない」「1日に1度は机に向かう」…

結果目標にしても行動目標にしても目標を設定することが大切です。

なぜそこまで目標にこだわるのかというと、人間は「ある明確な目標を設定すると、無意識のうちに目標達成に向かうようになる」からです。

これをサイコ・サイバネティックス理論といいます。

この考えは心理学理論の認知心理学にカテゴリーされており、列記とした学問の一つです。

何千キロも旅をする渡り鳥は一直線に目的地まで飛んでいるのではなく、軌道修正しながら目的地に向かって飛んでいます。

これはあらゆる科学分野に応用されており、船やロケット、目的地が動く弾道ミサイルや魚雷なども同様に最短直線距離で向かうのではなく、大体の方向性を決めてジグザグしながら軌道修正して目的地へ向かいます。

これを「サイバネティックス」といいます。

サイバネティックスは人間の心にも同じように働くのではないかと考え、サイコ・サイバネティックス理論を唱えたのがマルツ博士です。

どんな目標でも自動制御機能が働き、軌道修正しながら目標を達成する。

すなわち、紆余曲折を経ながらも人は成功するようにできていると言ってくれているのです。

私も最初はYouTubeのチャンネル登録者数は1000人を目標にしていました。

1人がコメントをしてくれるだけですごく嬉しかったし、チャンネル登録者数が1人増えるだけで喜んでいました。

目標設定したものをクリアすると達成感やモチベーションにつながり、より主体的に行動ができます。

1000人を達成したら、次は2000人が目標になりましたし、その次は5000、そして1万人と軌道修正しながら目標を達成してきました。

次は目指せ10万人!銀の盾です!

目標を設定しないことは、目的地や地図がない状態で人生という旅路をただ歩かされているのと同じです。

『本気の幹部 88の心得』氏家康二(著)の言葉を引用しておきます。

目標は明確に設定せよ。

目標を持たぬ者は、その達成の喜びを知らぬ。

目標はその本人が「何が何でもやる」と決心したとき、その90%は達成されたも同然なのだ。

紙に書き、毎日声に出して読む

よく英単語などは「声に出して覚えよう」と言いますがなぜでしょうか?

それは、脳が多く運動し、働くようになるからです。

声に出すことで、脳の中の視覚野以外に運動野、聴覚野が働きます。

いつもより印象を強く残すことが暗記の最重要課題ですから、脳に多くの運動をさせることで海馬に印象を強く残すことができます。

「トロイの木馬」を発見したことで知られるドイツの考古学者シュリーマンは「とにかく音読すること」で6か月で英語を習得したといわれています。

その真偽のほどは定かではありませんが、言語の学習のみならず長期記憶を定着させるという意味でもこの事例は示唆に富んでいますね。

先ほどのサイコ・サイバネティックス理論とこの音読で頭に「目標達成を刷り込む」ことで相乗効果が期待できます。

不安だなとか、今日はなんだか気分が乗らないなというときは、朝歯磨きをして顔を洗ったあとに鏡に向かって「よしっ」と一声、発声をするだけで気合いが入るものです。

世界No.1の総合モーターメーカーの日本電産の社長だった永守重信氏は以下のように語っています。

いまから出来る、出来ると100回言おう。

「出来る、出来る、出来る…。」

どうでしょう?まだ出来る気がしない?

では今度は1000回言いましょう。

そうすると、不思議なことに段々と出来る気分になってくるんです。

そういう気分になったところで一気に始める。

物事を実現するか否かは、まずそれをやろうとした人が「出来る」と信じることから始まります。

自ら「出来る」と信じたときにその仕事の半分は完了していますね。

行動を継続する

毎日アクションを66日続けてみよう

目標を設定したら、次は行動です。

目標到達のために取るべき行動を決めたら、毎日アクションするようにしましょう。

「毎週月曜日」や「月2回」などではなく、毎日行うことが大切です。

毎日行うことで、生活の一部にする。無意識でも行動できる「習慣」にするのです。

カナダのビクトリア大学の研究で、毎日週4回以上を66日以上続けると習慣化されやすいことが判明しています。

運動が続いた人と続かなかった人の違いの研究では、週に4回以上ジムに通ったグループと、週3回以下しかジムに通わなかったグループを比較したところ、両者とも最初の6週間は継続できていましたが、6週間をすぎると週4回以上のグループは継続していたものの、週3回以下のグループはモチベーションが低下し継続できなかったとのことです。

毎日アクションを起こすことを心がければ、できない日が1日あったとしてもモチベーションを維持したまますぐにペースを取り戻すことができます。

アクションが2日以上空いてしまうと、リカバリーする気力が大きく奪われてしまうので注意が必要です。

習慣化に必要な期間​​は、18日〜254日(平均66日)

「最低でも3週間はかかる」と覚えておくとよいでしょう。

そこまではとにかく継続することを強く意識して仕組み化して下さい。

私もYouTubeの動画を作成するために、帰宅して手洗いうがいをしたら即、作業イスに座るということを習慣化しました。

自らのやりたいこと、優先順位の高いことを帰宅後の第1ルーティンに組み込んでみるのもいいかもしれませんね。

目標を達成するための行動に集中していく仕組み作りが大切です。

記録する

アメリカの代表的な医療保険団体・カイザーパーマメンテが行った1700人を対象にダイエットについて研究を行いました。

食べたものを毎日記録したグループと記録しなかったグループとを比較してみると、記録したグループが2倍の減量に成功しました。

ただし、記録することそのものを継続しなければなりませんので、自分にとってできるだけ簡単な記録方法にしてください。

記録したものを友達と共有するのも継続するためにはいいかもしれません。

ピア効果を利用する

一人ではなく、友達や、家族、SNSで呼びかけるなどして、同じ目標を持つ人を見つけて一緒に取り組みましょう。

人は同類とみなす仲間から刺激を与えられることで、肯定的な効果と否定的な効果を受けるそうです。

要は環境に影響される生き物だということです。

これをピア効果といいます。

同調圧力=「ピアプレッシャー」の概念は、よく企業の組織において用いられることが多いです。

ピアプレッシャーは仲間との相互監視によって生み出され、適度な緊張感や連帯感として働けば、組織全体の業績upやチームワークの強化といったポジティブな効果をもたらします。

アメリカのスーパーマーケットチェーン店のレジ打ち従業員に対する研究によると、同僚の生産性が10%上昇すると、その職場の他の従業員の生産性は1.5%上昇したということです。

さらに、仲間同士の支え合い=「ピアサポート」効果もあります。

ピアサポートの概念は病気の治療によく取り入れられており、自分一人で病気と向き合う孤独感の解消に繋がります。

また、学校などで出会う友人が及ぼす効果=「ピア・エフェクト」もあります。

「成績優秀な子が多いクラスに属する」ことが、子どもの学力や行動に影響するというのが調査研究で実際に証明されています。

同じ目標を持つ人が頑張っていると刺激があり、モチベーションやそれに対する行動が高まる効果があります。

いいライバル、いい友人と切磋琢磨することはとても大切なことなのです。

達成したときのことを言葉でイメージする

以下はサッカー選手の本田圭佑氏の小学校の時の卒業文集です。

ぼくは大人になったら世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。
だから今ぼくはガンバッている。
今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。
そして、世界一になったら大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。
そしてレギュラーになって10番で活躍します。
一年間の給料は40億円はほしいです。
プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界の人がこのぼくが作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。
一方世界中のみんあが注目し、世界中で一番さわぐ4年二一度のWカップに出場します。
セリエAで活躍しているぼくは日本に帰り、ミーティングをし、10番をもらってチームの看板です。
ブラジルと決勝戦をし、2対1でブラジルを破りたいです。
この得点も兄と力を合わせ、世界の強ごうをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れることがぼくの夢です。

夢や大きな目標というのは、誰にも断定し得ない10年先、20年先の目的地を自らの意志で選び取り、決定づけることを意味しています。

自分でこうなりたいと思っていることもなれないことが多い中で、「思わないこと」が実現するわけはないですよね。

達成したときのことを言葉でイメージし、日々の行動を積み重ねていきましょう。

信じて疑わない

てんとう虫コミックス「ドラえもん」(7)「「好きで好きでたまらニャい」」より引用

人生は選択の連続です。

その選択はトレードオフの関係にあります(詳細記事はこちら)。

ターゲットを絞り、何に特化して何を捨てるのかという戦略を考えるうえでもトレードオフの概念は非常に重要になってきます。

そして選択をしたら、目標のためにとにかく行動を積み上げましょう。

選んだ道に良し悪しがあるのではなく、その道を最善のものにする努力が大切です。

誰もが成功しないと考えることも、自分だけは信じて疑わずに行動することです。

その行動過程では自分の強みだけでなく、弱みもありのまま受け入れましょう。

弱みを「嫌な部分」ではなく「いい部分」に転換してポジティブに受け入れる。

弱みを受け入れ、苦境を乗り越えて、信念を持って継続することで「自信」が培われていきます。

自分のことを一番信じているのは自分であって下さい。

誰が何と言おうとやり抜く、誰がバカにしてきても貫き通す。

確固たる軸を持ってやり抜くメンタルが目標を達成するうえで必要不可欠です。

逆にいうと、目標達成の最大の障害は自分の心だということは肝に銘じておきましょう。

以上、今回の記事はここまで!

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